2020年の東京五輪に向けての選手育成をと、福知山市陸上競技協会が東羽合の京都共栄学園で特別指導者講習会を開いた。シドニー五輪男子100メートルと400メートルリレーに出場した小島茂之さん(35)が講師となり、市内の小・中学、高校生たちに基本的な走り方などを指導した。
2月28日に開催し、各校の陸上部員を中心に約100人が参加した。
最初に体育館で走りの基本となる「歩くこと」から始め、早歩き、鬼ごっこなどをして、基礎的な練習に励んだ。グラウンドでの練習では、走る際に足で地面を押すタイミングの取り方などを教えた。
小島さんは生徒たちに「リズムを取りながら走って」などとアドバイス。生徒たちは様々なステップでの走りを体験し、より良い重心移動で、速く走れる動きを確認した。
日新中学校2年生で陸上部女子主将の北山寧々さん(14)は「分かりやすく教えてもらえてよかったです。教わったことを練習や試合で生かしたいです」と話していた。
写真=生徒たちの走りを見る小島さん(右)
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