福知山市立原の主婦、高木素子さん(62)が、自宅2階で水栽培しているアカカブが、菜の花のような黄色い花を次々に咲かせている。
昨年末に他の野菜とともに知人から譲り受けたもの。3分の2ほどを食べたあと放置していると次々に芽が出てきた。「捨てるのはもったいない」と、小皿に水を入れて棚の上に置いていたところ、葉の茎がぐんぐん伸びて現在55センチほどに成長。黄色い花をいっぱい咲かせ、春の訪れを感じさせている。
高木さんは「思いがけなくたくさんの花が咲きました。生命力の強さには驚かされます」と話していた。
神戸市に住んでいた1995年、阪神大震災で被災した。その後、神戸の自宅玄関先の植木鉢で育てていたニンジンの茎が高さ約1・3メートルまで伸び、「強い生命力」と話題となり、新聞で紹介されたことがあるという。
写真=黄色い花を付けたアカカブと高木さん
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