福知山市議会3月定例会が25日、開会した。412億5千万円の15年度一般会計当初予算案や条例の一部改正案など、計62件が上程され、施政方針で松山正治市長は「昨年は、一昨年の台風18号に引き続き8月豪雨が発生し、福知山市では2年連続で甚大な被害に見舞われた。市民と行政が一体となって、強力な治水対策や地域の防災機能の強化に取り組み、力強い復興に努めていきたい」と述べた。

　また来年1月に、1市3町合併から10年の節目を迎えることにも触れ、「次の10年に向け、『福知山・未来創造−人と地域をつなぐ幸せの舞台づくり』の年となるよう、決意している」とした。

　次回は27日午前10時から本会議を開き、3月補正予算の前倒し分について質疑、委員会付託する。代表質問は3月5、6両日に行われる。

　会期は3月27日までの31日間。