日ごろの生活を振り返り、心身ともに健康美人になってもらおうと、福知山市北本町二区の市中央保健福祉センターは23日、女性を対象にした「Around(アラウンド)20・30・40健康美人講座」を開いた。20代、30代を中心に女性たちが参加し、体のゆがみチェックや改善するための体操などをした。
講師は助産師の木下裕美枝さんが務めた。初めにペアになって、背中から見た立ち姿の印象でゆがんでいるかどうかを確認。肩、腰、耳にシールを張り、携帯カメラで撮影し合って姿勢を確認したり、立ち姿と寝姿のヒップ周りを測定したりしたあと、体操に移った。
バスタオルを使い乾布摩擦のような動きをした後、妊婦体操や腰痛予防にもなるという腰を使ったネコの体操、仰向けに寝てタオルの結び目を腰に当てて体重をかけたりゆるめたりを繰り返す動きなどを教えた。これは切迫早産で運動できない人でも運動しやすい方法だという。
続いて、さらし(ベルト)で骨盤の下を支え、もう一度、立ち姿の観察、さらしを外してヒップ周りの測定をして、体操前との違いを見た。
木下さんは「腰は体の要。しっかりしていないと、背骨もしっかり立たないので、腰を支える大切さを覚えておいてください」と話していた。
このあと、普段の食事を振り返るため、栄養士による講話と、野菜をたくさん使ったマリネとけんちん汁の試食があり、一人ひとり健康について考えた。
写真=教わりながら、体のゆがみをチェックした
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