第10回京都府北部タグラグビー交流大会が、福知山市猪崎の三段池公園総合体育館で開かれた。タックルの代わりに腰に付けたタグ(リボン)を奪い合うラグビーで、小学生から大人まで約140人が試合を通じて競技の楽しさを知った。
府ラグビーフットボール協会が、タグラグビーの普及を目的に開催。J・福知山ラグビースクールが協力し、両丹日日新聞社などが後援した。
タグラグビーは、ボールを持っている選手を止める時はタックルをする代わりに、相手選手の腰に2本ずつ下げたタグを奪う。タグを取られたらパスを出さなくてはならず、攻撃の時に4回タグを取られるまでにトライしなければ、攻守交代となる。
21日に地元のほか、亀岡市や兵庫県川西市などから参加。小学低学年の部に2チーム、中学年の部に4チーム、高学年の部に8チーム、中学生以上の部に6チームが出場し、それぞれリーグ戦をした。
小学生のチームは、日ごろの練習の成果を出そうと館内を元気に走り回り、ボールを奪うために、一生懸命に相手の腰に手を伸ばしていた。機敏なフェイントで相手をかわし、トライする場面も見られ、応援の父母たちからは盛んな拍手が送られていた。
スクールで練習する昭和小学校5年生の中嶋太紀君(11)は「タグラグビーはみんなでパスをつないで協力し、安全に楽しめるのがいい」と話していた。
写真=タグを取られないように、フェイントで相手をかわしながら走る
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