京都府中丹教育局は、管内の福知山、綾部、舞鶴3市の建設業者約170社と連携し、子育て支援に取り組んでいる。昨秋から家庭教育情報紙「はぐナビ広場」を隔月発行して配布し、それぞれの事業所内への掲示などを通して、家庭読書の大切さや食育のポイントなどを伝えている。
地域に事業所が点在している各市の建設業協会に協力を依頼。昨年夏、福知山市の3社を含む6社の従業員ら140人を対象に子育てアンケート調査をし、多くの従業員が子どもの「しつけ」「友だち関係」に不安を持ち、職場や友人に悩みを相談する人は半数以下という実態が分かった。
これらの不安を解消する手段にと、家庭教育情報紙「はぐナビ広場」を発行することにし、1号(昨年10月発行)で家庭で読書をすることの大切さや喜び、2号(同12月発行)で子どもに携帯電話やスマートフォンを持たせる場合のルールを掲載した。
2月発行の3号では、朝食を毎日取る大切さや、よくかむ食生活を身につけるポイントなどをそれぞれ伝えた。
情報紙は1枚ものでA4判。事業所内への掲示や社報への転載、社長のあいさつのなかでの活用を呼びかけている。毎月11日の家族だんらんの日(福知山市)での話題にもしてほしいという。
管内の幼稚園、小、中学校計82校にも配布している。
写真=建設業者などに配布している家庭教育情報紙「はぐナビ広場」
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