レッサーパンダの「しらたま」の一般公開が20日午後から、福知山市猪崎の三段池公園内にある市動物園で始まった。自由に動き回る元気な姿を見せ、来園した保育園児らに名前を呼ばれて早くも人気者になっている。
しらたまは1歳7カ月の雌で、昨春から飼育されている雄の「キャラ」に次いで2匹目のレッサーパンダ。徳島市のとくしま動物園生まれで、所有権を持つ福井県鯖江市の西山動物園から貸与された。
公開初日は屋内の展示場から初めて屋外の広場へ移動。傾斜がある遊具をすたすたと歩き、子どもたちから「かわいい」と歓声が上がっていた。
二本松俊邦園長は「16日に来たときは、ぶるぶると震えていましたが、きょうはとても元気。近日中にキャラとデートさせたい。順調にいけば夏前にはかわいい二世が誕生するのでは」と、福知山生まれの赤ちゃんを期待している。
写真=子どものたちの前で動き回るしらたま
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