自社敷地内にほぼ実物大のパトカー模型を置いて交通安全などに貢献している福知山市夜久野町末の太陽工業社長、衣川巧さん(47)が、地域の安心安全向上に貢献しているとして福知山署から感謝状を受けた。
衣川さんは、旧市域と夜久野町間のゆずりトンネルの開通に伴い、府道談夜久野線の交通量が増えたうえ、重機の盗難事件が相次いだため、防止策としてベニア板や鉄板などを使って色・形が本物に見えるパトカー模型を製作した。
1月に府道沿いの自社敷地内に置き、交通取り締まりなどで見張っている様子を再現。朝夕の通勤時間帯を中心に、一層目を引くように、屋根上に付けた赤色灯を点灯させている。
17日に福知山署の明田治男地域課長ら3人が同社を訪れ、衣川さんに感謝状を手渡した。衣川さんは「通行するドライバーだけでなく、地域の方々の交通安全意識や犯罪被害抑止の向上につながればうれしい」と話していた。
写真=模型の前で、明田地域課長から感謝状を受ける衣川さん
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