全国の小学生が夏休みの自由研究の出来を競う「自由研究大賞2014」(ディスカバリー・ジャパン主催)で、福知山市かしの木台、修斉小学校5年、足立陽貴君の作品が学研賞に選ばれた。足立君は由良川のサケについて調べ、実験を含めて詳しくまとめている。
今回は全国から4540点の応募があった。審査によってグランプリなど21点の入賞を決めた。学研賞は5点が選ばれた。
足立君はサケの種類や成長する過程、採捕・採卵状況などを模造紙9枚にまとめた。実験ではサケの卵を水槽で飼育して、屋内と屋外で育てた際の成長の違いをみた。
水温などを細かく測り、調べた結果、屋外で育てた卵のほうが屋内の卵より孵化が1週間遅かったことを記している。まとめの言葉として「サケがたくさん帰ってこられるように、きれいな川を守りたい」と締めくくっている。
足立君は「実験は毎日水温を測らなければならなかったので大変だった。賞をもらえてうれしい。苦労したかいがありました。今年もチャレンジしたい」と話していた。
写真=入賞を喜ぶ足立君
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