福知山市正明寺、福知山淑徳高校の和太鼓部の部員とOB・OGは22日、同校で和太鼓コンサートを開く。現役部員とOBらは体育館で合同練習に励み、本番に向け、音色と息を合わせている。
淑徳の和太鼓は、1996年に保育科の表現活動で生徒たちが習ったのが始まり。2001年度から総合学科・総合講座の中に「和太鼓講座」が設けられ、11年度からは和太鼓部となり、現在46人が活動している。
講座のころから生徒たちに教えていた当時教諭の桐村操さん(62)が13年に定年を迎えたのを機に、感謝の気持ちを伝えるコンサートを開催。好評だったため、もう一度ステージをやりたいという声が現役部員、OBたちから上がった。
コンサートには現役部員34人、OB・OG26人の計60人が出演する。3部構成で、全14曲を披露。第1部は現役部員、第2部はOB・OG、第3部は合同演奏で「黎明」を聞かせる。
15日の合同練習では大太鼓、締め太鼓、長胴太鼓などを担当する部員、OBらが、打つタイミング、強さなどを確認し合った。
和太鼓部の部長で3年生の辻本美裕さん(17)は「OB・OGの方々から受け継いできた太鼓を、一緒に演奏したい。元気な曲や落ち着いた雰囲気の曲もあるので、多くの人たちに楽しんでもらえれば」と話している。
コンサートは午後1時30分に開演する。無料。
写真=合同練習で音合わせをする部員、OB・OGたち
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