犯罪の抑止などを目的として、福知山市大江町河守の「おおえ駅前商店街」に、防犯カメラ8台が設置される。2月中に取り付け工事を完了し、3月から稼働させることにしている。
同商店街のある店舗では以前、何者かが窓ガラスを割って侵入し、金品が盗まれるなどの被害に遭ったことがある。また今年1月にはコインランドリー店の乾燥機に、消火器が投げ入れられる−といった悪質ないたずらもあったという。
このような状況のなか、商店街の店主たちから「商店街をより安心・安全な環境にしよう」との声が上がり、国や府、市からの助成を得て、防犯カメラが設置されることになった。
総事業費は259万2千円。国道175号側と駅側に2台ずつ計8台設置する予定で、24時間体制で稼働させるという。
同商店街の岡本芳樹会長(67)は「昼夜を問わず、犯罪の抑止効果のほか、もし被害に遭った場合にも、容疑者の検挙に役立つのではと期待しています。何より、お客様に安心して足を運んでもらえるのが、とてもうれしい」と話している。
写真=防犯カメラが設置されるおおえ駅前商店街
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