福知山市猪崎、三段池公園内の市動物園に、レッサーパンダの「しらたま」(メス、1歳7カ月)が仲間入りする。立ち姿で人気となった風太の孫「キャラ(オス、1歳6カ月)」に続き2匹目で、早くも2世の誕生が期待されている。20日午後2時から一般公開される予定。
しらたまは、徳島県徳島市のとくしま動物園生まれ。所有権を持つ福井県鯖江市の西山動物園から貸与される。体長は約60センチ、体重が約5・5キロで、キャラとほぼ同じくらいのサイズ。おとなしい性格だが、少し神経質な面もあるという。
引っ越し後は、キャラと同様に冷暖房と床暖房完備のレッサーパンダ舎で生活する。隣同士の部屋だが、基本的には行き来せず、1月から3月の繁殖期以外は、別々に暮らすことになる。
レッサーパンダは希少動物で、今回の受け入れは種の保存の側面もあることから、松山正治市長は「ペアリングが成功し、繁殖できることを願っている」とし、「子どもができれば、市民から名前を公募したい」と夢を膨らませている。
写真=福知山市動物園で20日から一般公開されるしらたま(とくしま動物園提供)
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