「鬼は外、福は内」。節分の3日、福知山市駅南町、聖テレジア幼稚園(加藤彰子園長、133人)に、怖い鬼が現れた。園児たちは元気に豆をまき、鬼を退治した。
鬼は東北地方のなまはげ風の姿をしている。大江山からやって来たという設定で、園児の保護者が扮する。
先生がたたく太鼓の音が園舎内に響くと、門から鬼が登場した。園児たちは教室の出入り口に、鬼よけのヒイラギの葉を取り付け、室内に積み木や机などでバリケードを組み待ち受けた。
鬼は教室を回り、「ウオー」とうなり声をあげて園児に向かった。バリケードをけちらして暴れる鬼に、園児たちは四方八方逃げ回ったが、気合を入れ直して、一斉に豆をまいた。鬼は園児たちの力に圧倒され退散。「やったー」と大きな声が園内に響いた。
写真=暴れる鬼に豆を投げて退治する園児(3日午前10時20分ごろ)
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