福知山市新町アーケード内にある福知山鉄道館ポッポランド(足立和義館長)は27日、館内の一角に鉄道玩具で遊べるキッズコーナーを設けた。親子連れの来館者が、より楽しめるようになった。
昨春からポッポランドの運営を始めた西日本鉄道OB会福知山地方本部は、元鉄道マンならではの知識を生かして来館者に展示品の説明をするほか、リピーターを増やすための模様替えにも力を入れている。
今回は、プラスチック製のレール上を電池で動く鉄道模型が走る玩具を並べ、無料で子どもたちが自由に触って遊べるようにした。スギ材を使ったベンチも手作りして置いた。
館内には高架前の福知山駅周辺のジオラマや北丹鉄道の関係資料、C57の動輪などが展示されているが、まだ展示などに使えるスペースがあり、昨年は元JR社員、伊藤成光さんが製作したSLや新幹線の模型電動車両を展示。さらに、鉄道塗り絵の展示コーナーを新設するなどした。
足立館長は「まだ倉庫に眠っている鉄道関連の史料も多い。幅広い年齢層が楽しめる鉄道館にしていきたい」と話している。
写真=新設されたキッズコーナー
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