妊娠、出産、育児について学ぶ「パパ・ママ学級」が27日、福知山市北本町二区の市中央保健福祉センターで始まった。全3回シリーズで、初回は妊婦13人と夫6人が参加し、楽しく妊娠中の過ごし方などを教わった。
夫婦で協力して出産、育児に取り組めるように−との願いを込めて開講。初めに助産師の藤原享子さんが、妊娠期間の夫の役割として、妻にいたわりの言葉や感謝の気持ちを伝える重要性などを説明した。
続いて、栄養士の津葉井真紀さんが、妊娠中の貧血予防に効果がある鉄分、たんぱく質、カルシウムなどが多く含まれるメニューを紹介。ひじき、ちりめんじゃこ入りのカルシウムご飯、鶏レバーのごまあえ、チーズ入りニンジンケーキを、みんなで試食した。
男性参加者が妊婦ジャケットを着用し、妊婦の体験をする時間も設けた。靴下をはいたり、階段を上ったりする日常の様々な動作が、おなかが大きくなると大変になることを、肌で感じ取っていた。
妻と一緒に参加した丸田ケ丘の西川さんは「少しの体験でもしんどかったので、普段の妻の大変さがよく分かりました。今後は、風呂の掃除など家事を手伝いたいと思います」と話していた。
■次回は来月14日■
次回は2月14日に「出産に向けて」。第3回は3月3日に「産後について」をテーマに開く。いずれも参加者(先着30組)を募集している。時間は、午後1時から4時まで。1回のみの参加もできる。希望者は、それぞれ開講日の1週間前までに同センター、電話(23)2788へ。
写真=妊婦体験をする参加者
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