由良川藍の普及に努める福知山藍同好会が、希望者に藍の種を無料で配布している。活動の一環として毎年取り組み、20年がたった。例年、100通近くは手紙が届いており、今年も北海道や秋田県、広島県など、全国から分けてほしいという声が届いている。
希望者は藍染めをしている個人や学校などいろいろで、近年ではインターネットで情報を得る人が多くなった。種を送った後、感謝の手紙が届くなどして、温かい交流が続いている。
品種は福知山で育てた「小上粉」で、1袋2千粒ほどある。種まきは3月中ごろ、定植は5月が目安で、育て方の説明書も添えて送る。
昨年は、発足20年を迎えた記念行事などでも配り、用意していた分が全て無くなったため、今年は多めに準備した。
希望者は、宛先を書き82円切手を貼った返信用封筒を同封して、〒620−0014福知山市中410、福知山藍同好会・塩見敏治会長へ。自宅へ直接取りに行っても良い。電話0773(23)6415。
写真=昨年より多めに用意している藍の種
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