福知山市の認定担い手農業者で組織する福知山農業経営者会議(塩見利紀会長)の提案型研修会が20日、市武道館で開かれた。市内の食品製造業や農業生産法人の代表者が、地元産の野菜の必要性などを説明し、約70人が熱心に耳を傾けた。
講師から魅力ある農業にするためのヒントをもらい、農業振興を図ることができれば−と開催した。
味付け油揚げなどを製造・販売している三和町下川合、京都庵の梶川尋正取締役工場長は、「京の野菜を海外に輸出」と題して講演した。
梶川工場長は、自社の和惣菜を海外へ輸出していることを紹介。「地元の食材を使ったオール京都の惣菜を作り、世界にアピールできないか」と話し、「食材はよその地域から買っているものもある。京都はブランド。年間を通じてどれだけのものが、どれだけ取れるか教えてほしい」と参加者に協力を呼びかけた。
このほか、株式会社「味歩里」=牧=の牧晴喜社長と高橋正英専務、やくの農業振興団=夜久野町小倉=の中島俊則社長の講演もあり、「儲かる農業」「儲ける農業」についての取り組み事例などを話した。
写真=講師の話を熱心に聴く参加者
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