福知山市消防本部がまとめた2014年の火災発生件数は、13年と同じ39件だった。死者は3人で、このうち2人は住宅火災で逃げ遅れた。
出火別では「建物」18件、「林野」2件、「車両」6件、空き地や田畑、ごみ集積所など「その他」13件など。原因別は放火・放火の疑いが5件、火入れ(野焼き)は4件、たき火が3件、配線の不具合の疑いなど電気機器関係が3件などとなっている。
■救急は過去最多の3825件■
救急出動は3825件、搬送3601人といずれも過去最多で、13年より211件、185人増加した。
種別では、急病が全体の約6割となる2383件。年齢別では65歳以上が約6割を占めている。
福知山消防署によると、冬場は急激な温度変化で体調不良になる「ヒートショック」での搬送が顕著で、温度変化を少なくする環境づくりを呼びかけている。
数字は速報値。
写真=ひとり暮らしの高齢女性2人が亡くなった昨年1月の火災
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