2015年度に開校する福知山高校付属中学校(坂根文伸校長)の入学考査が17日、福知山市土師の同校で行われた。定員40人に対して113人が受検し、倍率は2・83倍となった。
地域医療を担う人材育成や、地域の発展をけん引する人材育成などをめざす府北部で初めての公立中高一貫校になる。
受検生たちは、注意事項を聴いた後、午前9時10分から入学考査に臨んだ。最初に文章読解や数学的思考力などの「適正をみる検査」を行い、午後からは面接。
合格発表は21日午後2時から、同校で掲示する。
■センター試験、成美大会場で374人■
一方、2015年度大学入試センター試験も17日、過去最多の全国849会場で一斉に始まった。福知山市西小谷ケ丘の成美大学では、府北部8高校の374人が試験を受けており、18日も実施される。
試験直前には、担当者の指示に従い、スマートフォンや携帯電話の電源を切り、かばんにしまうなどして準備。張りつめた空気の中、ビニールで包装された問題冊子が配られた。
全国では55万9132人(昨年度比1540人減)、府内では1万1121人(昨年度比142人増)が試験に臨んでいる。
写真=考査前に注意事項の用紙が配られた(17日午前8時50分ごろ)
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