福知山市石原の遷喬小学校（月見正代校長）で13日、食育の授業があり、6年生50人が巻きずし作りにチャレンジした。初体験の児童が多かったが、みんなで楽しく取り組んだ。

　ユネスコ無形文化遺産に登録された和食に親しみ、食への関心を高める目的で初めて実施。市連合婦人会（藤原公子会長）のメンバー7人が講師を務めた。

　時間の都合で、婦人会が酢飯やホウレンソウ、厚焼きたまごなどの具材を事前に準備し、児童たちは巻きすですしを巻く作業を中心に体験した。

　7、8人ずつのグループになって、それぞれ10本作った。「のりは表裏があるから、注意して置くように」などとアドバイスを受けながら巻き、最後は包丁で切り分けた。

　出来た巻きずしは、みんなで吸い物とともに試食。給食を食べたあとにも関わらず、どの児童もおいしそうに口に運んでいた。

　田中翔悟君は「巻きすで巻くところが楽しかった。綺麗な形に出来てよかったです」と喜んでいた。


写真＝みんなで巻きずし作りを体験