新聞紙やポスターで作った非常時に使える食器、スリッパなどを展示する「未来へつなぐ阪神・淡路大震災の記録展」(福知山市消防本部主催)が16日から26日まで(20日除く)、東羽合の市消防防災センター2階で開かれる。
新聞紙で作った皿、コップなどの食器類は、食品ラップを重ねて使う。避難所で少しでも快適に過ごすための工夫で、見本として数種類を展示し、センター職員が作り方や使い方を教える。
福知山消防署予防課は「避難所では食器類が足りなかったり、まったくない可能性もあります。紙で作ることができることを知ってもらい、多くの人に伝えてほしい」と来場を呼びかけている。
このほか、福知山の消防職員延べ30人が神戸市内で人命救助にあたった活動記録や報道写真を展示。防災シアターでは震災関連のビデオ上映もあり、1995年1月17日に発生した大震災の記憶を風化させず、教訓を防災に生かしてもらう。
時間は午前9時から午後5時まで。
写真=展示する皿やコップ、スリッパなど
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