安心安全に暮らせる災害に強いまちづくりをめざして11日、福知山市消防出初め式が市厚生会館であった。市消防本部、市消防団、陸上自衛隊福知山駐屯地の約2060人、車両123台が参加。行進や一斉放水をし、関係者が防火・防災の誓いを新たにした。
市厚生会館での式典では、団員のほか、河守上、佐賀、中央、上豊各分団、45年以上無火災の聖佳町自治会などが表彰された。
松山正治市長は日常の防火・防災活動や昨年8月の豪雨災害時の活動について、団員とその家族らに感謝し、「2年続いた水害からの力強い復興に向け、人と地域のつながりを力に変えて、市民と行政が一体となって治水対策に取り組む」と述べた。塩見辰也団長は「自分の体、命を大事にしてほしい。自分の体があって初めて、市民の生命、財産を守れる。今年1年、無事に過ごしてほしい」と訓示した。
広小路通りでは、はしご車を使った救出訓練や、車両50台、団員ら約800人の行進があった。由良川の音無瀬橋上流左岸では消防団の小型ポンプ30台で一斉放水し、晴れわたった空を背景に30口の筒先からの水が弧を描くと、市民から歓声が上がった。
写真=一斉放水に市民から歓声が上がった
写真=広小路通りを力強く行進する団員
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