福知山市の成美大学・同大学短期大学部「田舎力甲子園」実行委員会は、今年も全国の高校生から、田舎の魅力を生かした地域活性化策を募っている。応募締め切りは7月1日。

　全国の地方都市、農山漁村では少子高齢化や地域社会の活力低下が問題視され、解決策の一つとして、地域の人たちが田舎ならではの良さに気付き、外部に発信することで地元を元気づける内発的発展力が注目されている。若者からアイデアを募り、課題と真剣に向き合ってもらう機会になればとの思いも込める。

　今回で3回目。13年には21校から165案、14年には18校から62案が寄せられた。

　応募は高校生や同年代の若者なら個人でもグループでもよい。言語は日本語、英語のどちらか。様式は論文、企画書、動画、アニメなど何でもよく、分量なども自由。

　集まった中から、外部有識者と大学教員たちが適合性、新規性など5点の基準で審査し、7月15日に結果発表をする。8月1日に表彰式を行う予定。

　最優秀賞1組、優秀賞1組、佳作若干組を選出し、いずれも賞状と副賞を贈る。副賞は最優秀賞が旅行券か図書カード6万円分、優秀賞が同3万円分、佳作が同1万円分。

　応募方法は、タイトル、高校名、学科名、学年、氏名（複数の場合は全員）、ふりがな、電話番号を明記し、原則として電子メール添付ファイルなどで提出する。

　詳しい問い合わせは、電話（24）7100の同大学地域活性化センターへ。

　アドレスは、regional@uv.seibi-gakuen.ac.jp