女の子の初正月に贈る縁起物の羽子板などを並べた展示会が、福知山市下柳町の市治水記念館で開かれている。新春特別企画として毎年恒例となっており、きらびやかな押し絵の羽子板などを来館者がじっくりと鑑賞している。入館無料。12日まで。
施設指定管理者を担っている老人クラブ・柳菱クラブ(芦田卓会長)のメンバーが、自宅で大切に保管しているものを持ち寄っている。来場者の中には何度も足を運び、見て楽しむ人もいる。
羽子板は正月の羽根つきの道具のほか、厄を跳ね返し幸運を招く縁起物として飾りものにもなったという。
展示されている羽子板は、さまざまな髪飾りに、華やかな柄の着物をまとった娘たちの絵柄のほか、歌舞伎役者や着物を押し絵にしたものもある。たこや着物姿の女性の絵画なども並び、正月らしさを演出している。
展示時間は午前9時から午後5時まで。期間中は休まず開ける。
写真=華やかな羽子板が並ぶ新春特別企画展
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