陸上自衛隊福知山駐屯地の訓練始めが5日にあり、井川賢一司令をはじめ隊員約600人が福知山の市中行進訓練をした。
訓練始めは、年始の士気高揚と団結強化を目的に毎年している。近年は駐屯地内でしていたが、2年連続の水害に見舞われた福知山で、災害派遣にも取り組む隊員たちの姿を見てもらうことで市民に安心を届けたいと、駐屯地外で実施した。
約20キロの装備を持った隊員たちがグループに分かれて、雪が残る福知山城など市街地の約8キロをきびきびと歩いた。
井川司令は「今年も引き続き国民、地域を守る最後の砦としてまい進したい」と気持ちを引き締めた。
写真=雪が残る福知山城で整列する隊員たち
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