福知山SL保存会(小林健二会長)が福知山市の広小路通りにある福知山鉄道館ポッポランド2号館の蒸気機関車「C5856号」を清掃。SLは黒光りするほどピカピカになり、新年を迎える準備が整った。
かつて国鉄やJRに勤務していた60代から80代までの10人が25日に作業。会員たちは「勤めていたころは毎日磨いていた。夏場は特に車体が熱かった」と、懐かしみながら車輪や運転室といった部分をタオルなどで磨き、油を塗っていった。仕上げに国旗2本を掲げた。
小林会長は「大勢の人に来てもらい、自分の子や孫にこういった鉄のかたまりが走っていたということを伝えてほしい」と話していた。
2号館は28日まで開館。新年は4日から開ける。
写真=車体を念入りに磨く会員たち
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