福知山市土師、福知山高校の書道部(川又由貴部長)は、書家で創玄書道会理事の西野象山さん(78)=兵庫県養父市在住=を迎え、18日に指導を受けた。来年2月に開催の同校文化・芸術展に向けての講習で、部員たちは西野さんの助言を受け、技術を磨いた。
府立高校文化部活動への支援を通じて、京都文化を次世代へ継承する府教委の「高校生京の文化力推進事業」の一環で、福高では3年前から、毎年西野さんの指導を受けている。
講習は校内書道教室であり、部員19人が中国の古典や奥の細道の一節などを書き、西野さんに見てもらった。
西野さんは筆の正しい持ち方や字の間隔のあけ方などを指導。平仮名の基になっている漢字を示し、字の流れを教えたりした。
西野さんが筆を持ち、手本を見せる場面もあり、生徒たちは流れるような筆遣いに感心していた。
2年生の川又部長は「よいアドバイスをもらい、本当に参考になりました。教えていただいたことを生かしていきたい」と話していた。
写真=西野さんが筆をとって教える場面もあった
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