福知山市内の5高校の生徒が手掛けた作品を並べる「第4回高校アート展」が、内記一丁目の市佐藤太清記念美術館で開かれている。美術部や授業で美術を専攻する生徒たちが、独自の世界を表現した絵画や絵本、立体作品など150点以上がある。1月25日まで。
高校生の芸術文化向上や活動意欲の促進などを目的に、毎年美術館が企画している。他校の作品を鑑賞する機会にもなればと、福知山、府立工業、大江、福知山淑徳、京都共栄学園の各校から作品が集まった。足を運ぶ人の中にはリピーターも増え、若い感性で仕上げた作品に目をとめている。
ファンタジーの世界を描いた絵や、卒業生のキャンバスを使って作られた独創的な洋服、実物のような食品サンプルなど、さまざまなジャンルの作品が訪れた人たちを楽しませている。
開催時間は、午前9時から午後5時(入館は4時30分)まで。入館料は大人210円、小中学生100円。火曜休館(23日は開館、翌日休み)。28日から31日までと、1月5、6両日は休み。
■生徒たちが教えるワークショップも■
21日と1月24日には、同館2階で職員や生徒の有志たちが教えるワークショップ(体験型学習)「型彫りとステンシルでオリジナルカードを作ろう」がある。時間はともに午後1時から4時まで。
模様を切り抜いた型紙に、水彩絵の具やインクを使ってスポンジなどでやさしくたたき込み、描いていく。希望するデザインや、汚れても良いタオルなどを持参する。
ワークショップへの参加は無料。希望者は直接会場へ。
写真=高校生の独自の世界を表現した作品を展示している
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