冬の風物詩の米麹づくりが、福知山市下川口地域の農業生産法人、株式会社味歩里(牧晴喜社長)で始まった。蒸した米に麹菌を混ぜる仕込みをする加工場には白い湯気が立ち上り、甘い香りが一帯に漂う。作業は12月下旬には本格化し、来年3月末まで続く。
米は自社産のみを使い、無添加で仕上げる。こだわりの品質が受けて、リピーターや口コミで年々出荷量を増やしてきた。麹づくりを始めた5年前は、受注してから仕込むペースで間に合ったが、今は在庫を置いて対応しなければいけないほどの引き合いがすでにある。今年は昨年実績の750キロ以上をと、新規開拓にも力を注ぐ。
牧社長は「自信の品。おいしいと言ってもらえる人をどんどん増やしていきたい」と話す。
写真=湯気を上げて麹の甘い香りが一帯に漂う
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