綿の栽培から織りまで手間をかけて作られた丹波木綿の展示会が、福知山市内記一丁目の市丹波生活衣館で開かれている。丹波地方の昔の女性たちの手で丁寧に仕上げられた布団おもて、着物などがある。2月28日まで。
育てた綿を糸にし、染め、手織りして衣類などにする習慣は、明治時代末期ごろまで続いた。
展示会には、糸を藍染め、草木染めにした後で縞模様や格子柄に織った布のほか、織ってから染める型染め、筒描きの技法を使って染めたものなども並ぶ。中には、古くなったら何度もつなぎ合わせていたという明治中期ごろの布もある。
このほか、織りの道具も展示しており、布ができるまでの工程も学べる。
展示時間は午前9時から午後5時(入館は午後4時30分)まで。火曜休館。28−31日、1月4日−6日も休み。
写真=縞や格子柄などの丹波木綿が並ぶ
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