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両丹日日新聞2014年12月15日のニュース

谷垣氏が12選 衆院選京都5区

1215banzai.jpg 第47回衆議院議員選挙は14日に投開票され、福知山市を含む京都5区は自民前職の谷垣禎一氏(69)が7万6733票を獲得して、連続12回目の当選を決めた。谷垣氏は、党幹事長の要職にあるため、選挙期間中に選挙区入りできなかったが、実績と知名度を武器に地元支援者らが地盤を固めて集票し、2候補を大きく引き離した。5区の小選挙区の投票者数は13万8685人、投票率は前回より7・8ポイント低い55・54%だった。

 谷垣氏は得票数を前回選より1万1146票減らしたが、次点に2倍近い差を付けて強さを見せた。

 次点は民主元職の小原舞氏(40)。地方の声を直接国会に運ぶ議員をと訴えたが、届かなかった。共産新人の山内健氏(46)は、消費税増税中止などを訴えて自公政権との対決色を鮮明にしたものの及ばなかった。

■景気回復府北部にも 支援者ら期待込める■

 福知山市厚中町の谷垣氏の事務所には、支援者ら約100人が集まり、12度目の勝利に喜びの声を上げた。

 谷垣氏は夕方から党本部に詰め、不在だったが、まだ開票作業が始まらない午後8時すぎにテレビで当選確実が報じられると、事務所内に大きな拍手が鳴り響いた。

 続いて事務所前駐車場で祝勝会が開かれ、最初に巽昭選対事務長が勝利宣言した。

 5区の首長らも駆け付け、代表して松山正治福知山市長が「もう一度総裁になり、総理大臣になっていたただき、府北部を住みよい、行ってみたい市町にするためにも力を出していただきたい」と期待を込め、祝いの言葉を述べた。

 谷垣氏の代わりにマイクを握った実弟の谷垣信行秘書は「本人が一度も駆け付けないまま、多くの方々からご信頼をいただいたことがありがたい」と頭を下げ、「訴えてきた景気回復をこの地域にまで届け、地方創生を目指し信頼に応えてまい進させていただくことと思っております」と決意を代弁した。

谷垣 禎一氏 69歳
 自民・前=公明推薦
弁護士、党幹事長【元】元党総裁、法務相▽東京大卒。住所福知山市菱屋町。当選12

    

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