福知山市下篠尾の曹洞宗・円応寺(大山義典住職)で、無病息災の願いを込めた大根炊きが7日にあり、多くの参拝者が、振る舞われた温かな大根炊きを味わった。
恒例の催しとして定着し、毎年多くの参拝がある。今年も同寺仏教婦人会の人たちが前日から地元産の大根やコンニャク、油揚げなどを仕込み、当日も朝から直径約1メートルの大鍋2つなどを使って2時間以上煮込み、約200人分を準備した。
冷え込みが厳しかったが、参拝者はすずめ一座による民謡を本堂で楽しんだあと、境内のテントの下で、大根炊きをゆっくりと味わい、冷えた体を温めた。
本堂では、釈迦が悟りを開いた成道会の法要が営まれ、持ち込まれた古いお札や塔婆などが供養された。
写真=大きな鍋で大根炊きを作る婦人たち
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