福知山市議会は駅前町の市民交流プラザふくちやまで、第6回議会報告会を開いた。2日間で市民約30人が来場し、議員たちから8月豪雨災害の復旧予算、昨年度の決算概要などについての説明を受けた。
報告会は、説明責任を果たし、議会活動を理解してもらうことを目的に、毎年取り組んでおり、市民との意見交換の場にもなっている。当初は8月の予定だったが、台風11号や8月豪雨災害の影響で11月28、29両日に延期されていた。
両日とも同様の内容で、市議会議長によるあいさつに続き、議員らが8月豪雨災害関連を含む補正予算や9月議会の各常任委員会の審査内容などについて説明した。
このあと、来場者による質問の時間が設けられ、29日の報告会では、市街地に住む市民2人から「水害に対する対策は、これからどうなっていくのか」「このままでは住んでいられない」など切実な訴えがあり、「国、府、市の協議会で対策を進めている」などと答えていた。
また来春の改選期を前に、来期以降の議員定数や報酬などについて議員報酬検討委員会で協議した内容の説明もあり、定数26、報酬月額41万円、政務活動費は年額18万円で現状維持とすると報告された。
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