■9月分とで計91億5419万■
福知山市は、12月1日開会の市議会12月定例会に上程する36議案を発表した。補正予算案は、一般会計、特別会計、企業会計を合わせて総額約25億円。このうち、8月豪雨の災害復旧関連は6事業に、職員の超過勤務手当分を含めて約21億1142万円を計上した。9月補正との合計で約91億5419万円となり、昨年の台風18号災害の復旧経費総額と比べ、5倍近くに上っている。
災害復旧関連で主なものは、道路70カ所と河川93カ所など約9億4960万円▽農地84カ所、農業用施設70カ所など約6億638万円▽林道10路線で約1億6795万円▽都市公園4カ所の法面復旧など約1億6376万円。
■市街地にライブカメラ ネットで公開■
このほか、防災機能の強化を図るため、8月豪雨で内水被害に遭った市街地3カ所に、ライブ監視カメラを設置し、映像を市のホームページで常時公開する事業に約961万円▽土砂災害で被災した森垣など3地区で、治山工事をする事業に4050万円を予算計上している。
また人事院勧告に準ずる形で、一般職員の給料月額を0・3%引き上げるなどの改定も、人件費補正のなかで予算化している。
給料の引き上げは7年ぶりだといい、一般職の平均年齢42歳では、給与が年間7万2109円増える計算になるという。
一般質問は10−12日。各常任委員会は15、16両日に開き、22日に議案の採決をする予定。
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