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両丹日日新聞2014年11月14日のニュース

心癒すやわらかな光 和紙伝承館で糸巻きランプ展

目の粗い雲龍和紙を貼ったランプ 福知山市大江町二俣の和紙伝承館で、絹織物で使う糸巻きを土台にして、目の粗い雲龍和紙を貼ったランプの展示会(丹後二俣紙保存会主催)が開かれている。和紙から透けるやわらかな光が見る人の心を癒やしている。30日まで。

 出品者は与謝野町の広瀬創作工芸の代表、廣瀬勲さん(65)で、製作したランプ約40点が並ぶ。

 廣瀬さんは1995年ごろに織物業のかたわら、絹織物製作で使う糸巻きを使ったランプを開発。昨年の「魅力ある日本のおみやげコンテスト2013」に作品を出品し、グランプリを受賞している。

 今回は「和・いろどりのあかり」をテーマに、グランプリをとったランプと同じ形の作品のほか、三角錐や四角柱などの大型ランプも展示。雲龍和紙は主に伝承館横の田中製紙工業所で漉かれた製品を使っている。

 モミジの葉など四季折々の草花を漉きこんだ和紙の上から糸を巻いた作品や、十二単を着た女性、東海道五十三次の京都・渡月橋の情景、鶴を和紙にプリントした作品もあり、鮮やかな色の図柄が光を通して楽しめる。

 廣瀬さんは「今回は派手な柄の作品も多く、外国の方にも受け入れられそうです」と話している。


写真=館内の電灯を消してランプを点灯させ展示している

    

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