明智光秀、細川ガラシャ、細川幽斎、細川忠興を主人公にした大河ドラマ化の実現をめざす「NHK大河ドラマ誘致推進協議会」の幹事会が6日、福知山市駅前町の市民交流プラザふくちやまで開かれた。参加する3府県12市町の自治体などが連携し、今後も同じ目標に向かって、さまざまな取り組みを進めていくことを確認した。
今回の幹事会には、福知山や舞鶴、綾部、京丹後、宮津各市、兵庫県の篠山、丹波両市、熊本市のほか、新たに福井県若狭町からも参加があり、10市2町と京都府から合わせて27人が出席した。
初めに福知山市の伊東尚規副市長が「発足から4年目を迎え、この協議会を通して交流の輪が広がっており、とても有意義なものとなっている。これからも、大河ドラマ誘致に向けて頑張っていきましょう」とあいさつ。
14年度の補正予算案を可決したあと、15年度の事業計画について協議。各府県市町での啓発イベントの開催▽署名活動の拡充とNHKへの要望活動の実施▽パンフレットやポスター、横断幕など啓発物によるPR−といった案について、事務局が説明した。
メンバーたちからは「まず地元の人たちに活動を浸透させ、機運を高める必要がある」「誘致の目標年度をしっかり定めるべき」など、さまざまな意見が出されていた。
来年度の事業計画は、今回出た意見や提案を参考にして修正し、来年春に舞鶴市で開く総会で正式決定することにしている。
写真=「誘致に向けて力を合わせましょう」とあいさつする伊東副市長
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