おいしい米と評判の「豊富米」の産地にある福知山市畑中の上豊富小学校(井東孝校長)で、5年生23人が育苗から精米まで一貫して米作りの体験した。10月30日には、市食生活改善推進員協議会のメンバーを講師に迎え、児童たちが今秋に収穫したコシヒカリを使って巻きずしを作り、味わった。
米作りは総合学習などで約20時間を割り当てた。学校隣にある保護者の足立渉さん=畑中=の田んぼ約2アールを借りて、指導も受けながら育苗から田植え、稲刈り、脱穀、もみすり、精米までを体験した。
巻きずし作りは、米作りの学習の総仕上げ。この日は、市食生活改善推進員協議会のメンバーら4人に教わりながら、厚焼き卵、かにかま、ホウレンソウ、かんぴょうなどを具材に1人1本を巻き上げた。
のりに酢飯が思うように広げることができず、戸惑う児童もみられたが、メンバーの手助けを受けて、きれいな断面になるように整えていた。
ジャガイモのだんご汁、ハクサイのごま和えも作り、昼食で巻きずしとともに味わったが、児童らは「どの料理もとてもおいしい」と笑顔いっぱいだった。
写真=推進員に教わり、巻きずしを作る児童たち
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