福知山市奥野部の社会福祉法人ふくちやま福祉会(矢野利生理事長)が、勅使の旧天津小学校跡地で、来年4月に障害者が働くカフェレストランと直売所の「第3ふくちやま作業所(仮)」を開設する。27日に現地で起工式があった。
場所は市から無償で借り受けている国道175号沿い約4900平方メートルの土地で、06年に弁当、スイーツを製造する第2ふくちやま作業所を開所している。
第3作業所は国道そばの一角で、木造平屋建て延べ床面積約430平方メートルの建物を建てる。カフェレストラン、厨房、直売所、パン工房、食堂などが入る。就労継続支援B型事業所で定員は20人。
総事業費は約1億3300万円。法人自己財源のほか、国、府の補助も活用する。
起工式には、法人関係者、行政関係者、地元住民ら約30人が出席。あいさつに立った矢野理事長は「障害があるみなさんが、お客様に愛される商品の製造、販売を行い、より高い賃金が保証できる施設として努力していく決意。地元の方々とも協力して地域活性化にもつなげていきたい」と話した。
写真=建設現場は国道175号沿い。27日に起工式が行われた
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