8月豪雨で土砂崩れが起き通行できなくなっていた福知山市報恩寺と綾部市鍛治屋町をつなぐ三坂峠の山道で18日、報恩寺の人たちが応急復旧工事をして、通行できるようにした。
峠は報恩寺側の1カ所で高さ約10メートル、幅約30メートルにわたって土砂が崩れ、峠道をふさいでいた。管理する報恩寺の地域活性化グループ・笹の雫の会(栗林拓爾会長)には通行を希望する声が多くあり、自分たちで応急的に復旧工事をすることにした。
工事には14人が参加し、重機で土砂を取り除いたり、倒れている木を切ったりした。工事は2日間予定していたが、会員の熱意で、1日だけで完了。みんな安心した表情を浮かべ、会が峠の登り口に置いていた通行止めを知らせる看板を撤去した。
写真=重機で土砂を取り除き、会員は倒木の伐採をした
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