福知山市大江町の波美自治会(荒井一成自治会長)で30回目の秋祭りが催され、2つある神社で神事をしたほか、トラクターのパレードやタイムカプセルの開封、餅つき、ステージショーなどさまざまな企画をし、盛り上がった。
12日、地区内にある三宮神社で神事をしたあと、農作業の安全祈願や農機具への感謝、五穀豊穣の喜びなどを込めてトラクターでパレードをした。約10台が参加し、五穀豊穣祈願ののぼりを先頭に、赤、黄、青、緑の旗を立てて地区の公会堂前から一宮神社まで列を作って走り、ここで神事をした。
このあと地区のなかよし広場で催しがあり、2001年に第30回秋祭りで開封することにして埋めたタイムカプセルを掘り出した。
重機を使い、約1メートルの深さにある箱を掘りあてて地上に出した。中は水が入っていたが、当時10歳の子が13年後の23歳の自分にあてた手紙や、携帯電話、雑誌、新聞、ワイン、日本酒など約50人分の品が出てきた。
品物は天日干しして本人に渡すことにしているが、参加者は懐かしそうに箱の中から出される品物に見入っていた。この日は、10年後の第40回の祭りで開けるタイムカプセルを埋めた。
写真=集落内をパレードするトラクターの列
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