8月豪雨災害で通行止めとなっていた福知山市・兵庫県丹波市境の国道175号塩津峠区間が、1日午後3時から片側交互通行で通れるようになった。丹波市側では橋が落ちた区間があり、全面通行止めが続いている。大型車などは、引き続き中六人部を迂回（うかい）する必要がある。

　塩津峠は8月豪雨で道路が陥没したり、斜面が崩れたりして通れなくなったため、順に復旧作業を行ってきた。

　最後に残っていた頂上付近は、斜面が崩れて路面を覆い、路肩も崩れていた。このため路肩部分を埋め戻し、崩れてきた斜面の応急復旧を進めてきた。引き続き、府中丹西土木事務所で本復旧へ向けての工事を続ける。

　丹波市側では、市島町上竹田で八日市橋が落ちるなど被害が出ていて、上田−中竹田間で復旧工事が続いている。県丹波土木事務所は「引き続き現在の迂回路を通行するよう協力を」と求めている。

　舞鶴若狭自動車道の福知山ＩＣ−春日ＩＣ間の無料通行措置は、継続中。


写真＝路肩が崩れた塩津峠（8月25日撮影）

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