秋の全国交通安全運動中の29日、福知山市勅使の天津小学校(有田博之校長、35人)に、京都府警本部のヘリコプターがやって来た。グラウンドに人文字「じこ0」を描いての空中撮影もあり、交通安全の意識を高めた。
府警本部航空隊(潮田雅昭隊長)は2機のヘリコプターを所有し、災害時の救助活動や逃走車両の追跡などで活躍している。今回は、全長13メートルで最高速度が280キロ近く出る青いボディーの「へいあん」が、京都市から約25分間かけて飛んできた。
全校児童と近くの天津保育園の4、5歳児、見守り隊など地域の人たち合わせて約150人が、グラウンドの校舎前に「じこ0」の人文字を作り、それぞれ傘を手にしてヘリコプターが来るのを待った。
空からの写真撮影が終わったあと、メーンローター(回転翼)の幅が11メートルにも及ぶヘリコプターが轟音を上げて着陸。潮田隊長のあいさつのあと、子どもたちが次々に操縦席に乗り、「かっこいい」と声を上げながら記念撮影をしてもらっていた。
引き続いてランチルームで交通安全教室があり、上空から撮影された校区の写真をもとに、通学路の危険箇所などを教わった。
写真=「じこ0」の人文字を描く児童、園児、地域の人たち
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