福知山市のふるさと夜久野おたすけ隊(小林嘉一代表)は、夜久野町板生地区で、サツマイモ掘り・稲刈り体験ツアーを開いた。府南部から訪れた子ら約30人が、農作業体験を通じて自然と触れ合った。
都市と農村の交流を通じて農村地域の活性化を図ろうと、府の「中丹ふるさと再生推進事業」の支援を受けて取り組んでおり、今年で3年目になる。
長岡京市と大山崎町から訪れた一行は20日に、サツマイモ掘りを楽しんだあと、アルミホイルに包んで焼きいもにして味わった。
午後からは鎌での稲刈りを体験したあと、3条刈りの大型コンバインを使った稲刈りの様子を見学、希望者は乗車体験もした。
長岡京市の長岡第5小学校6年生、岡崎陽奈乃さん(12)は「稲1束からご飯茶わん1杯分の米しか収穫できないと知り、1粒まで感謝の気持ちを持って食べないといけないと思った。コンバインには初めて乗りましたが、予想以上に早く刈り取れるので驚きました」と話していた。
夜は同町山中にある町緑の里交流センターに宿泊した。21日は、わら細工や餅つきを楽しんだ。
写真=コンバインに乗車体験する子どもたち
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