11月23日に福知山市内で開催予定の福知山マラソンの組織委員会が22日に市役所で開かれ、当初の予定通り開くことを確認した。8月に福知山を襲った豪雨災害の影響で、「マラソン大会が開催できるのか」と心配する声が出場するランナーから上がっていたが、これで実施へ向けて動き始める。
委員会には、大会会長の松山正治市長や冨士原正人市体育協会長、米井勝秀市陸上競技協会長ら5人が出席した。
松山市長は、昨年の大会が台風18号(9月)による水害の影響で中止になった経緯を説明。今年は福知山が災害から立ち直り、「元気になってマラソンが開催できるようになった姿を見てもらえれば」と述べた。
他の出席者からは「2年続けて中止にすると、ランナーが福知山マラソンから離れていく」「多くのランナーが来ることは、まちを元気にする効果がある」などの意見が出た。
また事務局の市職員の報告では、マラソンコース沿線で、豪雨災害で被災した自治会からも「開催してもよいのではないか」との意見を聞いていることを話した。
その他の議題では、出場ランナーの駐車場について、大会後の交通渋滞を避けるため、猪崎の由良川河川敷グラウンドのほか、長田野工業団地の企業の敷地を借りる計画も示した。
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