福知山市東羽合、京都共栄学園高校の男子柔道部3年生の梅北亘選手(守口市立第一中出身・大阪)が、全日本ジュニア体重別選手権大会男子55キロ級で優勝した。10月に米国で開かれる世界ジュニア大会に出場する。
全日本ジュニア(全日本柔道連盟主催)は13、14両日に埼玉県立武道館で開かれ、男子55キロ級には大学生を含む20歳以下の19人が出場した。
梅北選手は1回戦で巴投げ、2回戦では背負い投げでそれぞれ有効をとり勝利。準決勝では背負い投げで有効をとり、そのまま抑え込みで一本勝ちした。決勝は長野県・松本第一高校の3年生と対戦。梅北選手は積極的に攻めていき、相手選手が指導2をとられ、そのまま時間切れとなり、優勝した。
世界ジュニアは10月22日から同26日まで、米国マイアミで開催。梅北選手は同じ55キロ級に出場する。
梅北選手は「全日本ジュニアでは、プレッシャーはあったが、しっかりと力を出して戦えた。世界ジュニアでは、自分の力を最大限に出し切って優勝したい」と意気込む。
柿原功二監督は「背負い投げが得意だが、全日本ジュニアではいろいろな技が出せたのがよかった。世界ジュニアで金をとるために、この1カ月間で力をつけさせたい」と話している。
写真=世界ジュニアでも優勝を狙う梅北選手
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