兵庫県朝来市の多次勝昭市長、市議会の能見勇八郎議長ら4人が18日、8月豪雨災害で甚大な被害を受けた福知山市を訪れ、市民らを激励する言葉とともに見舞金を贈った。
朝来市とは、昨年2月に「災害時における相互応援協定」を締結した。8月豪雨では、朝来市は災害発生直後の8月19日からの1カ月間で、延べ約170人の職員を派遣し、災害ごみ処理や被災家屋調査などの支援をしてきた。
今回は多次市長、能見議長のほか、宮谷正弘・危機管理監と防災安全課の足立稔課長が来福。朝来市から10万円、市議会から5万円の見舞金を松山正治市長らに手渡した。
多次市長は「被災された市民のみなさんにとっては、心の休まらない1カ月だったと思う。本当にお見舞い申し上げます。一日も早い復旧を願っております」と伝えた。
松山市長は「みなさんの気持ちが、被災者にしっかりと届くようにしたい」と感謝。また救援活動に尽力した朝来市職員たちの活躍についても、「非常にありがたい」と感謝の気持ちを表した。
朝来市では、市役所に募金箱を設置したりして、市民からも義援金を募っており、区長会で集めたものと一緒に、近いうちに福知山市へ届ける予定にしているという。
写真=松山市長から8月豪雨災害の説明を受ける多次市長(中央)と能見議長(左)
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