福知山市の姉妹都市、長崎県島原市の古川隆三郎市長らが16日、福知山市役所を訪れて、8月豪雨災害の見舞金計320万円を届けた。島原市からは職員派遣やボランティア活動でも支援を受けており、松山正治・福知山市長は、古川市長らに感謝の気持ちを伝えた。
■姉妹都市の縁で職員100人派遣 ボランティアも■
来福した古川市長と本田順也・島原市議会議長が、市と議会から300万円、議員一同20万円の見舞金目録を、松山市長と奥藤晃・福知山市議会議長に手渡した。
島原市からは、瓦礫撤去などで被災直後からこれまでに延べ約100人の職員派遣を受け、現在も家屋調査で2人が活動中。市民ボランティアも約40人駆け付けた。
古川市長は「昨年に続いての水害だと多くの島原市民が心配しており、早期の職員派遣、ボランティアにつながった。一日も早い復旧復興をお祈りしたい。島原にできることがあったら言ってほしい」と励まし、松山市長は「姉妹都市とはいえ、遠方から来ていただき本当にありがたい」と感謝した。
松山市長は、花火大会の屋台爆発炎上事故を受けて昨年中止した島原市からの友好親善訪問を今年に実施したい考えを明らかにし、「それまでに復旧して迎えたい」と話した。親善訪問は11月ごろの予定。
■商店街連盟からも見舞金■
古川市長らは、直接届けてほしいと頼まれた島原市商店街連盟からの見舞金20万円も託した後、ゆらのガーデンなど被災地の現地視察をした。
写真=「島原市にできることがあるなら言ってほしい」と松山市長に語りかける古川・島原市長(中央)、本田・島原市議会議長(左)
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