京都府は、29日に開会の臨時府議会に提案する一般会計補正予算案を28日発表した。福知山豪雨など8月の豪雨災害に対応するための補正で、府独自の住宅再建支援策創設など136億5165万円を計上した。補正後の総額は9329億3436万円。
福知山豪雨のほか、南部に大きな被害をもたらした台風11号も含む。
主な事業としては、福知山市の国道175号復旧や護岸が崩れた弘法川、法川など土木施設の災害復旧に52億8600万円。これとは別に、氾濫(はんらん)した弘法川、法川などの掘削をする緊急河床掘削等事業に1億3千万円。土砂が崩れた岩間などの山、土砂が流入した田野などの水田といった農林水産施設復旧に9億2200万円。緊急内水対策事業として、内水や道路冠水などに機動的な対応ができる排水ポンプ車を2台導入する費用1億2千万円を組んだ。
写真=氾濫する弘法川。河床掘削などの予算を充て、緊急対応する(17日午前9時ごろ撮影)
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