WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2014年8月26日のニュース

福知山豪雨:拭いても浮く泥 市民体育館使用不能

0826simintaikukan.jpg 豪雨災害で福知山市内の体育施設も被害を受け、休館を余儀なくされている。市体育協会によると、管理する市民体育館▽市民運動場の庭球場、弓道場、野球場▽温水プール(いずれも和久市町)▽由良川河川敷運動広場(猪崎)はいずれも浸水被害を受けて使えず、福知山北部地域多目的グラウンド(岩井)は災害ごみの仮置き場になっているため、使用できない。

■1千万かけ復旧させたグラウンドも■

 市民体育館はバスケットボールやバレーボールなどのコートとして利用する競技場の床を拭いているが、次々と泥が浮き上がってくる状態。片付け作業は成美大学、福知山成美高校、京都共栄学園中学・高校、南陵中学校の生徒らが手伝っている。

 大西靖彦・体協事務局次長は「乾くと床が盛り上がるかもしれないので、そうなれば当分の間は利用できないと思います」と話している。市民体育館の電話は現在不通。

 また、河川敷運動広場は昨秋の台風18号で表土がはがれ泥が堆積するなどして被害を受け、約1千万円をかけて今年3月に復旧したばかり。今回は一部表土が流出したほか、平らな状態ではないため、今の状態ではグラウンドとしては使用できない。

 市スポーツ振興課によると、そのほかの施設についても復旧は未定としている。


写真=学生が市民体育館の床を何度も拭いている

【関連ニュース】

 ・福知山豪雨関係ニュース一覧

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ