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両丹日日新聞2014年8月25日のニュース

福知山豪雨:土日でボランティア1900人

0825jieitai.jpg 福知山市災害ボランティアセンターは23、24両日の活動状況をまとめた。両日の参加者は合計1919人。被災後初の休日となった23日は開設以来最多の1168人が訪れた。24日は大雨洪水警報を受けて午後の活動を中止した。陸上自衛隊福知山駐屯地の隊員140人のボランティアは23日、浸水被害が大きかった福知山市堀地区に集められた大量の廃棄物などを人海戦術で除去した。

■自衛隊員が人海戦術で廃棄物除去■
 
 幹部でつくる駐屯地修親会(会長・井川賢一連隊長)と、陸曹でつくる駐屯地曹友会(会長・福井一人曹長)が呼びかけ、積み上げられた廃棄物の山がある桃映中学校グラウンドなど3カ所に分かれて作業した。

 駆け付けた兵庫県建設業協会豊岡支部と府内各市町のダンプ34台に、分別した廃棄物品を次々と載せた。重い大型家電製品や家具も、協力して担ぎ上げた。

 廃棄物は、岩井の福知山北部地域多目的グラウンドに集積した。

 井川連隊長は「私たちは自衛官以前に市民の一人。2年連続の被災は残念でならない。少しでも力になれれば」と、福井曹長も「市民のみなさんにはお世話になっている。早く元の生活に戻ってもらえる活動をしたい」と話した。

 今後も代休措置の隊員ボランティアたちが29日まで活動を続ける予定。

■年間ごみの3分の1 災害で1万トン■

 同日は瓦礫、廃棄物の除去を集中的に行い、自衛隊、応援市町村、市の委託業者、産業廃棄物協会、市職員の延べ計498人、車両計115台で作業にあたった。

 市によると、今回の豪雨災害ゴミは9千トン〜1万トンを見込み、年間量の3分の1に相当するという。


写真=桃映中学校グラウンドに集積された廃棄物の除去作業をする自衛隊員

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